ミネベアミツミ株式会社 ベアリング技術深耕 電動化社会牽引

ミネベアミツミ - 世界に羽ばたく総合精密部品メーカー

ミネベアミツミ株式会社は、日本を代表する総合精密部品メーカーである。ミニチュアボールベアリングからスタートし、その技術力と開発力で、モーター、センサー、半導体など、幅広い分野に事業を展開している。世界シェアNo.1製品を多数保有し、私たちの身近なスマートフォンから、自動車、航空宇宙産業まで、幅広い製品にミネベアミツミの技術が活かされている。

創業から世界企業へ - ミネベアミツミの歩み

ミネベアミツミの歴史は、1951年に遡る。当時、輸入に頼っていたミニチュアボールベアリングの国産化を目指し、創業者の高橋 Yoshio 氏によって、信州精器株式会社（現・ミネベアミツミ）が設立された。高精度なベアリングの開発に成功し、国内の電機産業の発展に大きく貢献していく。その後、積極的にM&Aを展開し、事業の多角化を進める。2017年にはミツミ電機と経営統合を行い、社名をミネベアミツミ株式会社に変更した。統合により、両社の強みであるベアリング、モーター、センサーなどの技術を融合させ、シナジー効果を発揮することで、さらなる成長を目指している。

「Electro Mechanics Solutions」 - 社会課題を解決する技術力

ミネベアミツミ株式会社は、「Electro Mechanics Solutions」をスローガンに掲げ、エレクトロニクスとメカニクスを融合させた独自技術で、様々な社会課題の解決に挑んでいる。地球温暖化、エネルギー問題、高齢化社会など、私たち人類が直面する課題は山積している。ミネベアミツミは、省エネルギーに貢献する高効率モーター、再生可能エネルギーの利用を促進する風力発電機用軸受、安全な自動運転を支えるセンサーなど、幅広い分野で革新的な製品を生み出している。これらの製品は、世界中で高く評価されており、持続可能な社会の実現に貢献している。

高品質と信頼性を支えるものづくり

ミネベアミツミの強みは、高品質な製品を安定供給できる高い技術力と、世界中に張り巡らされた生産・販売ネットワークにある。徹底した品質管理体制のもと、高精度な製品を大量生産できる体制を確立している。また、世界各地に拠点を構え、顧客ニーズに迅速に対応できる体制を構築することで、グローバル市場で高い評価を得ている。製品の設計から開発、生産、販売、アフターサービスまでを一貫して行うことで、高品質と信頼性を維持し続けている。

未来への挑戦 - イノベーションを続ける企業姿勢

ミネベアミツミ株式会社は、常に時代の変化を先取りし、新しい技術や製品の開発に積極的に取り組んでいる。AI、IoT、ロボットなどの最新技術を駆使し、次世代の社会を支える革新的な製品を生み出していく。研究開発にも力を入れており、大学や研究機関との共同研究も積極的に行っている。ミネベアミツミは、これからも世界の人々の生活を豊かにするために、挑戦を続けていく。