コロプラ新作ゲーム売上高株式分析レポート

コロプラ、2023年3月期第3四半期決算発表

株式コロプラニュースが2023年5月10日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高は前年同期比12.5%増の116億6,700万円、営業利益は同14.5%増の25億4,900万円、経常利益は同14.4%増の25億5,200万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同14.3%増の16億6,100万円となりました。

好調なゲーム事業

好調な決算の要因は、主力ゲームである「白猫プロジェクト」や「ドラゴンクエストタクト」の堅調な推移です。「白猫プロジェクト」は、2023年2月に7周年を迎えて大型アップデートを実施し、ユーザーの再獲得に成功しました。「ドラゴンクエストタクト」も、新コンテンツの追加やコラボレーションイベントの実施により、ユーザー数を拡大しています。

新規タイトルの開発も順調

株式コロプラニュースは、新規タイトルの開発にも注力しています。2023年3月には、新作ゲーム「アリスフィクション」をリリースしました。このゲームは、高いグラフィックと本格的なストーリーが評価され、好調なスタートを切っています。また、2023年夏には、新作ゲーム「ユージェネ」のリリースを予定しています。

メタバース事業にも注力

株式コロプラニュースは、メタバース事業にも注力しています。2023年3月には、メタバースプラットフォーム「cluster」の運営会社であるクラスター株式会社を買収しました。この買収により、株式コロプラニュースはメタバース事業を強化し、新たな成長機会を創出することを目指しています。

今後の展望

株式コロプラニュースは、2023年3月期通期の業績予想を上方修正しました。売上高は従来予想の160億円から165億円に、営業利益は同30億円から32億円に、経常利益は同30億円から32億円に、親会社株主に帰属する当期純利益は同20億円から22億円に上方修正されました。株式コロプラニュースは、好調なゲーム事業と新規タイトルの開発、メタバース事業の強化により、今後も成長を続けていくと見込まれています。