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横河電機株式会社

更新:2024-06-15 04:20:48読む:93

横河電機株式会社:日本の計測・制御・情報分野をリードするグローバル企業

横河電機株式会社は、1915年の創業以来、計測、制御、情報の分野で世界をリードする技術革新を続けてきました。その歴史は、日本の産業の発展と密接に関係しており、常に時代のニーズを先取りした製品やサービスを提供することで、社会に貢献してきました。現代社会において、IoT、AI、ビッグデータといったキーワードで語られるデジタル化の波は、あらゆる産業に大きな変革を迫っています。横河電機株式会社は、こうした変化をチャンスと捉え、長年培ってきた計測・制御技術と最先端のデジタル技術を融合させることで、産業の進化を加速させるソリューションを提供しています。

創業から現在までの歩み:100年を超える歴史の中で

横河電機株式会社は、1915年に創業者・横河民輔氏によって、電気計器の製造会社として誕生しました。創業当初から、高精度な計測技術を追求し、日本の重工業の発展を支えてきました。その後、1957年には日本初の工業用電子式記録計を開発するなど、常に時代の先端を行く技術開発力で、その地位を確固たるものとしてきました。1975年には、世界に先駆けて分散型制御システム(DCS)を開発し、プラントの自動化、効率化に大きく貢献しました。今日では、計測・制御システムだけでなく、フィールド機器、分析計、産業用ロボットなど、幅広い製品群を擁し、世界100カ国以上で事業を展開するグローバル企業へと成長を遂げています。

「IA2IA」が切り拓く未来:産業オートメーションから産業自律化へ

横河電機株式会社は、現在、「IA2IA (Industrial Automation to Industrial Autonomy)」というビジョンを掲げ、産業の自律化を目指しています。これは、従来の自動化技術に加えて、AIやIoTなどのデジタル技術を活用することで、プラントや工場の運転をより高度化・効率化しようというものです。IA2IAを実現することで、エネルギーの効率的な利用、CO2排出量の削減、人材不足の解消など、様々な社会課題の解決に貢献できると期待されています。具体的な取り組みとしては、プラントの運転データをリアルタイムで収集・分析し、異常の予兆検知や最適な運転制御を行うためのソリューションを提供しています。また、AR(拡張現実)技術を活用した作業支援システムの開発など、現場の安全性と生産性向上にも力を入れています。

持続可能な社会の実現に向けて:SDGsへの貢献

横河電機株式会社

横河電機株式会社は、企業理念として「計測、制御、情報の分野で、世界の人々の安全、安心、快適な社会の実現に貢献する」ことを掲げています。その実現のために、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも積極的に取り組んでいます。特に、地球温暖化対策や資源の有効活用など、環境問題への取り組みを重視しています。自社工場におけるCO2排出量の削減はもちろんのこと、顧客企業に対しても省エネルギー化に貢献できる製品やサービスを提供しています。また、多様な人材が活躍できる職場環境づくりにも積極的に取り組み、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できるよう、様々な研修制度やワークライフバランス支援制度を導入しています。

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