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株式名義書換請求書印紙貼付忘れ解消法

更新:2024-06-08 03:15:38読む:77

株式名義書換請求書印紙とは

株式名義書換請求書印紙は、株式の名義書換請求書に貼付が義務付けられている印紙です。株式の名義書換とは、株式の所有権が移転した場合に、会社に対して新しい株主の名前を株主名簿に登録するよう請求する手続きです。この手続きにおいて、請求書に所定の金額の株式名義書換請求書印紙を貼付する必要があります。

印紙税の納付

株式名義書換請求書印紙は、印紙税法に基づき課せられる印紙税を納付するために使用されます。印紙税は、文書の作成や権利の移転など、特定の行為に対して課せられる税金です。株式の名義書換は、権利の移転に該当するため、印紙税の納付が必要となります。

印紙税額

株式名義書換請求書に貼付する株式名義書換請求書印紙の金額は、株式の譲渡価額によって異なります。具体的には、以下のようになります。

譲渡価額が5万円以下の場合:150円

譲渡価額が5万円を超え50万円以下の場合:300円

譲渡価額が50万円を超え500万円以下の場合:600円

譲渡価額が500万円を超え5,000万円以下の場合:1,000円

譲渡価額が5,000万円を超える場合:2,000円

株式名義書換請求書印紙

ただし、相続や遺贈など、無償で株式を取得した場合には、印紙税は課されません。

株式名義書換請求書の作成と提出

株式の名義書換を請求するには、株式名義書換請求書を作成し、必要な書類を添付して会社に提出する必要があります。株式名義書換請求書には、以下の内容を記載します。

請求者の氏名、住所、印鑑

旧株主の氏名、住所

新株主の氏名、住所

株式の銘柄、数

譲渡日

譲渡価額

添付書類としては、以下のものが必要となります。

株券(株券発行会社の場合)

譲渡証明書

相続の場合は、戸籍謄本、遺言書の写しなど

会社は、請求書を受理した後、内容を審査し、問題がなければ株主名簿の名義書換を行います。

株式名義書換請求書印紙の重要性

株式名義書換請求書印紙は、単なる税金の納付手段ではなく、株式の名義書換手続きにおける重要な要素です。株式名義書換請求書印紙が適切に貼付されていない場合、名義書換手続きが受理されず、新しい株主としての権利行使ができない場合もあります。そのため、株式の名義書換を行う際には、株式名義書換請求書印紙に関する法令や手続きを正しく理解し、適切に対応することが重要です。

また、株式の譲渡価額に応じた適切な金額の印紙を貼付する必要があります。過少な金額の印紙を貼付した場合、追徴課税を受ける可能性があります。

株式名義書換請求書印紙は、株式の名義書換手続きをスムーズに進めるためにも、また、思わぬトラブルを避けるためにも、重要な役割を担っています。

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