ホームページ > 株式取引

株式本券

更新:2024-06-08 01:40:46読む:185

株式本券とは

株式本券とは、株式会社が発行する有価証券の一種で、株式の所有権を証明する書類です。株式の発行に際して、発行会社から株主に交付されます。

株式本券には、発行会社名、株式の種類、株式数、発行日、株主名などの情報が記載されています。また、偽造防止のため、ホログラムや透かしなどのセキュリティ対策が施されています。

株式本券の役割

株式本券は、以下の役割を果たします。

株式の所有権を証明する

株主総会への出席や議決権の行使を可能にする

株式の譲渡や担保設定を容易にする

株式本券の保管

株式本券は、紛失や盗難を防ぐため、大切に保管することが重要です。一般的には、銀行の貸金庫や証券会社などの安全な場所に保管されます。

株式本券の電子化

近年、株式本券の電子化が進んでいます。電子化された株式本券は、電子証券とも呼ばれ、紙の株式本券と同じ効力を持ちます。

電子証券は、紛失や盗難のリスクが低く、管理が容易というメリットがあります。また、証券取引所の電子取引システムとの連携により、株式の売買がより迅速かつ効率的に行えるようになります。

株式本券の譲渡

株式本券を譲渡するには、譲渡人と譲受人の間で譲渡契約を締結し、株式本券を譲受人に交付する必要があります。

株式の譲渡には、以下の方法があります。

現物譲渡:株式本券を直接譲受人に交付する方法

振替譲渡:証券取引所の電子取引システムを通じて株式を譲渡する方法

株式本券の担保設定

株式本券は、担保として設定することができます。担保設定を行うことで、債権者は債務者が債務を履行しない場合に、株式本券を処分して債権を回収することができます。

株式の担保設定には、以下の方法があります。

質権:株式本券を担保として債権者に交付する方法

抵当権:株式本券を担保として債権者に設定する方法

株式本券の紛失・盗難

</h2>株式本券

株式本券を紛失または盗難した場合、速やかに発行会社に届け出る必要があります。発行会社は、株式本券の無効化手続きを行い、新しい株式本券を発行します。

株式本券の紛失・盗難に備えて、以下の対策を講じておくことが重要です。

株式本券を安全な場所に保管する

株式本券のコピーを保管しておく

発行会社に紛失・盗難届を提出する

Tagsカテゴリ