鹿島建設本日株価推移とテクニカル分析

鹿島建設、業績上方修正で株価上昇

鹿島建設の株価が、本日も上昇している。鹿島建設今日の株価は、午前10時時点で前日比1.5%高の1,275円となった。前日に続き、2営業日連続の上昇となっている。

業績上方修正が好感

株価上昇の背景には、鹿島建設が発表した第1四半期(4～6月)決算が、市場予想を上回ったことがある。営業利益は前年同期比23.8%増の108億円となり、市場予想を10億円程度上回った。

好調な業績を支えたのは、インフラや建築セクターを中心に堅調な受注状況だ。特に、大型プロジェクトの受注が寄与した。また、原材料費の高騰を抑えるコスト削減策も奏功した。

今後の見通しも明るい

鹿島建設は業績の上方修正も発表した。通期営業利益は従来予想の450億円から480億円に引き上げた。インフラや建築セクターの受注拡大に加え、海外事業の好調も業績上方修正の要因となっている。

株価は上昇基調へ

鹿島建設今日の株価の高騰を受け、アナリストの間では鹿島建設株の上昇基調が続くとの見方が広がっている。業績の上方修正に加え、建設業界の堅調な受注環境が、株価を支えるとみられている。

外資系も買い越し

外資系証券会社も、鹿島建設株の買い越しに転じている。モルガン・スタンレー証券は、鹿島建設株の目標株価を1,350円に引き上げた。大手ハウスメーカーとの提携や海外事業の拡大に期待が集まっている。

株価の上値余地

鹿島建設の鹿島建設今日の株価の上値余地は、まだあるとみられている。企業価値に対する株価純資産倍率(PBR)は1.0倍程度と、割安な水準となっている。業績のさらなる改善と、建設業界の堅調な受注環境が続けば、株価の押し上げに期待できるだろう。