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3390株価にみる株価変動のメカニズム

更新:2024-06-30 18:39:56読む:50

東証株価指数の変遷

東証株価指数

東証株価指数(3390株価)は、東京証券取引所(東証)に上場する全銘柄を対象とした株価指数です。日本経済の動向を映し出す重要な指標として広く利用されています。

バブル経済と崩壊

1980年代後半のバブル経済期には、3390株価は急上昇し、1989年12月にはバブルピークの38,915円47銭を記録しました。しかし、バブル崩壊後の1992年3 月には14,209円50銭まで大幅に下落しました。

失われた10年と金融緩和

バブル崩壊後は、日本経済が低迷し、いわゆる「失われた10年」と呼ばれました。3390株価も低迷を続け、2003年末には7,607円84銭まで下落しました。

2008年のリーマンショック以降、日本銀行が金融緩和政策を強化しました。日銀の金融緩和政策により、3390株価は2013年に15,000円台を回復しました。

アベノミクスと高値更新

2012年に第二次安倍内閣が発足し、アベノミクスがスタートしました。アベノミクスは経済成長を目的とした一連の経済政策で、3390株価は2015年に20,000円台を突破しました。

2018年10月には、3390株価は24,830円57銭のバブルピーク以来の高値を更新しました。しかし、2019年半ば以降は日米貿易摩擦の影響などで下落しました。

コロナ禍と回復

2020年3月に発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、3390株価は一時的に大幅に下落しました。しかし、金融緩和政策の継続や政府の経済対策により、その後は急速に回復しました。

東証株価指数

2023年3月時点では、3390株価は26,500円台で推移しています。日本経済の回復と金融政策の動向が今後に影響を与えるとみられています。

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