奥白馬高原開発株式会社

奥白馬高原開発株式会社：白馬エリアの観光開発を牽引するリーディングカンパニー

長野県北部に位置する白馬村は、雄大な北アルプスの峰々に抱かれた美しい自然と、四季折々のアクティビティを楽しめるリゾート地として、国内外から多くの観光客が訪れる。その白馬エリアの観光開発を牽引してきたのが、奥白馬高原開発株式会社である。

スキーリゾート開発から総合リゾートへの転換

1971年に設立された奥白馬高原開発株式会社は、当初より白馬エリアの豊富な積雪量と変化に富んだ地形を生かしたスキーリゾート開発を積極的に展開してきた。特に、同社が運営する「白馬八方尾根スキー場」は、1998年の長野冬季オリンピックでは滑降競技の舞台となるなど、世界的にその名を知られる存在となっている。しかし、近年におけるレジャーの多様化やスキー人口の減少といった社会環境の変化を踏まえ、奥白馬高原開発株式会社はスキーリゾート開発に留まらず、グリーンシーズンにおけるアクティビティの充実や宿泊施設の拡充など、通年型の総合リゾートへの転換を図っている。

「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」：新たな観光拠点として誕生

その象徴とも言えるのが、2018年にオープンした「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」だ。標高1,280mの山頂に位置するこの施設は、白馬連峰を一望できる絶景カフェや展望デッキを備え、新たな観光スポットとして人気を集めている。また、ゴンドラ山頂駅からアクセスできる「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、グリーンシーズン限定で「ヤッホー！スウィング」などのアクティビティを提供。雄大な自然の中でスリルと爽快感を味わえるアクティビティは、ファミリー層を中心に好評を博している。

地域との共存共栄を目指して

奥白馬高原開発株式会社は、観光開発を進める上で、地域社会との共存共栄を常に念頭に置いている。地元産の食材を積極的に活用したレストラン運営や、地域住民向けのイベント開催などを通じて、地域経済の活性化にも貢献している。

持続可能な観光を目指して

また、近年ではSDGsの達成にも積極的に取り組んでおり、環境保護活動や省エネルギー化など、持続可能な観光の実現に向けた取り組みを推進している。例えば、使用済みペットボトルから作られたリサイクル素材を採用した制服の導入や、電気自動車の充電ステーションの設置などを実施している。

未来へ：白馬の魅力を世界へ発信

今後も奥白馬高原開発株式会社は、白馬エリアの豊かな自然環境を生かしながら、国内外の人々に感動と癒しを提供するリゾート施設の開発・運営を通じて、地域社会の発展に貢献していく。そして、白馬の魅力を世界に向けて発信し続けることで、国際的な観光地としての地位確立を目指していく。