日本金銭機械株式会社フィンテック連携強化戦略

日本の金融インフラを支える日本金銭機械株式会社

日本金銭機械株式会社は、1952年の創業以来、日本の金融業界を支える企業として、ATM（現金自動預払機）をはじめとする各種金融端末や、それらを支えるシステムの開発・製造・販売・保守を一貫して行ってきました。社会の変化や顧客のニーズを的確にとらえ、革新的な技術と製品を生み出し続けることで、日本の金融インフラの進化に貢献してきました。

ATMの進化をリードしてきたパイオニア

日本金銭機械株式会社は、1969年に日本初のATMを開発して以来、ATMの進化をリードしてきました。高性能化、多機能化、セキュリティ強化はもちろんのこと、近年では、スマートフォンとの連携、生体認証技術の導入、多言語対応など、顧客利便性の向上にも力を入れています。また、環境問題にも積極的に取り組み、省電力化やリサイクル性の向上にも努めています。

金融機関のデジタルトランスフォーメーションを支援

近年、フィンテックの台頭や、スマートフォン普及による顧客の行動変化など、金融業界を取り巻く環境は大きく変化しています。日本金銭機械株式会社は、これらの変化に対応し、金融機関のデジタルトランスフォーメーションを支援するため、従来のATM事業に加え、新たなソリューションを提供しています。例えば、銀行の窓口業務を自動化するシステムや、スマートフォンアプリと連携した金融サービスなど、顧客の利便性を向上させるとともに、金融機関の業務効率化にも貢献しています。

セキュリティ対策への取り組み

金融インフラを支える企業として、セキュリティ対策は日本金銭機械株式会社にとって最重要課題の一つです。最新の技術動向を常に注視し、不正アクセスやデータ漏洩などの脅威から顧客の大切な資産を守るため、最先端のセキュリティ技術を積極的に導入しています。また、社内体制の強化にも力を入れており、社員一人ひとりがセキュリティ意識を持って業務に取り組んでいます。

未来を見据えた研究開発

日本金銭機械株式会社は、創業以来、常に未来を見据え、社会に貢献できる新たな技術や製品の開発に取り組んできました。近年では、AI（人工知能）やIoT（モノのインターネット）といった先端技術を活用し、金融サービスのさらなる進化を目指しています。例えば、AIを活用した不正取引の検知システムや、IoTを活用したATMの稼働状況監視システムなど、安全・安心な金融サービスを提供するための研究開発を進めています。