株式会社インフォネット連結決算発表売上高予想上回る

株式会社インフォネット：日本のソフトウェア開発を牽引する企業

株式会社インフォネットは、1998年の設立以来、一貫して企業の情報発信を支援するソフトウェア開発を行ってきた企業だ。その歴史は、日本のインターネット黎明期と重なり、ウェブサイト構築ツール「Sirieus」のリリースによって幕を開けた。その後、CMS（コンテンツマネジメントシステム）市場の拡大と共に成長を遂げ、現在では、企業のデジタルマーケティング活動を包括的に支援するプラットフォームを提供するまでに至っている。

株式会社インフォネットの強みは、顧客のニーズを的確に捉え、時代が求める機能を搭載した製品を開発してきたことにある。例えば、2000年代初頭には、ブログ機能を搭載したCMSの需要が高まったことをいち早く察知し、「Sirieus Blog」を開発。ブログを活用したマーケティングを支援した。さらに、近年では、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴い、マルチデバイス対応のウェブサイト構築ツールやCMSの開発にも注力している。

CMS「Drupal」への取り組み

株式会社インフォネットは、オープンソースCMS「Drupal」にもいち早く着目し、2009年には日本初のDrupal専門企業として「デジタルアイデンティティ株式会社」（現 株式会社インフォネット）を設立した。Drupalは、その柔軟性と拡張性の高さから、大規模なウェブサイトや複雑なシステム構築に適しており、世界中の企業や政府機関で導入が進んでいる。株式会社インフォネットは、Drupalの導入支援、カスタマイズ開発、運用保守までをワンストップで提供することで、顧客のビジネスの成功に貢献している。

デジタルマーケティングを進化させるプラットフォーム

近年、企業のマーケティング活動は、従来のマス広告から、デジタルマーケティングへとシフトしつつある。ウェブサイトやソーシャルメディアを活用した情報発信、顧客とのOne to Oneコミュニケーションなど、デジタルマーケティングには、従来のマーケティング手法とは異なる知識やノウハウが必要とされる。

このような状況下、株式会社インフォネットは、企業のデジタルマーケティング活動を包括的に支援するプラットフォームを提供している。CMS、マーケティングオートメーション、CRM（顧客関係管理）、BI（ビジネスインテリジェンス）など、様々なツール群をシームレスに連携させることで、顧客一人ひとりに最適化された情報配信やコミュニケーションを実現する。これは、顧客の購買意欲を高め、LTV（ライフタイムバリュー）の向上に繋がるだけでなく、企業のブランド価値向上にも貢献する。

未来を見据えた研究開発

株式会社インフォネットは、常に時代の先を見据え、顧客のニーズに応えるだけでなく、新たな価値を創造する製品やサービスの開発にも積極的に取り組んでいる。例えば、AI（人工知能）やIoT（Internet of Things）といった最新技術を応用し、これまでにない顧客体験を提供するシステムの開発など、常に挑戦を続けている。

日本のソフトウェア開発を牽引してきた株式会社インフォネットは、今後も、顧客のビジネスの成功に貢献すべく、進化を続けていく。その革新的な製品やサービスは、日本のデジタルマーケティングの未来を大きく変える可能性を秘めている。