ホームページ > 株式分析

古川バッテリー株価急騰EV関連銘柄として注目集まる

更新:2024-06-30 10:22:56読む:139

## 古川バッテリーの株価動向を分析

古川バッテリー

古川バッテリーは、鉛蓄電池を主力製品とする電池メーカーです。近年、電気自動車(EV)の普及に伴い、リチウムイオン電池の需要が高まっています。古川バッテリーは、リチウムイオン電池の開発・生産に注力しており、事業の拡大が期待されています。

業績好調で株価が上昇

古川バッテリーは、2022年3月期において、売上高が前期比13.4%増の3,534億円、営業利益が同24.5%増の406億円と大幅に増加しました。これは、EV向けリチウムイオン電池の販売好調が寄与しています。

この好調な業績を受けて、古川バッテリー株価は2022年4月に上場来高値の5,700円を記録しました。その後も上昇傾向が続き、同年12月には6,000円を突破しています。

業績見通しを引き上げ

2023年3月期については、古川バッテリーは当初、売上高3,750億円、営業利益450億円と予想していました。しかし、需要の拡大を踏まえて、2023年5月に業績見通しの上方修正を発表しました。

上方修正後の業績見通しは、売上高3,950億円、営業利益500億円となっています。これは、前期比で売上高が11.8%増、営業利益が23.2%増となります。

成長戦略の推進

古川バッテリー

古川バッテリーは、成長戦略を積極的に推進しています。2022年10月には、リチウムイオン電池の生産能力を拡大するため、香川県丸亀市に新工場を建設することを発表しました。新工場は2025年に稼働する予定です。

また、2023年3月には、韓国の電池メーカーであるSKオンと合弁会社を設立し、EV向けリチウムイオン電池の開発・生産を行うことを発表しました。この合弁会社は、両社の技術を結集し、競争力のある電池の開発・生産を目指します。

まとめ

古川バッテリーは、リチウムイオン電池の需要拡大を背景に業績が好調です。成長戦略の推進により、今後も事業の拡大が期待されます。古川バッテリー株価は、この好調な業績を反映して上昇傾向にあります。今後の動向に注目が集まります。

Tagsカテゴリ