神戸製鋼所株主総会におけるコーポレートガバナンス改革の提案

神戸製鋼株式総会開催

経営報告と議案審議

神戸製鋼株式総会が2023年6月27日、オンラインにて開催されました。総会では、2022年度の経営報告と議案審議が行われました。

経営報告

経営報告では、神戸製鋼の2022年度業績が発表されました。売上高は前年度比10％増の1兆8000億円、営業利益は同20％増の2100億円となりました。好調な業績は、自動車や建設機械などの需要増が寄与したと説明されました。

また、神戸製鋼の事業戦略についても報告されました。同社は、成長分野であるモビリティ、エネルギー、環境分野への投資を強化していく方針を打ち出しました。特に、電気自動車（EV）や水素エネルギー関連事業の拡大に注力するとしています。

議案審議

総会では、以下の議案が審議されました。

2022年度の決算承認

剰余金の配当

役員報酬の承認

監査役の選任

すべての議案が賛成多数で可決されました。

質疑応答

議案審議の後、株主から経営陣に対して質疑応答が行われました。株主からの質問は、業績見通し、事業戦略、ガバナンスに関するものが多くありました。

経営陣の回答

経営陣は、株主からの質問に丁寧に回答しました。同社は、2023年度の業績見通しは堅調であると述べ、事業戦略の着実な実行に自信を示しました。また、ガバナンス強化についても継続的な取り組みを行っていくと強調しました。

神戸製鋼株式総会閉会

総会はすべての議案が可決され、滞りなく閉会しました。神戸製鋼は、今後も更なる成長に向けて取り組んでいく決意を表明しました。

神戸製鋼の今後の展望

神戸製鋼株式総会では、同社の今後の展望も示されました。同社は、以下の重点分野に注力していくとしています。

モビリティ分野におけるEV関連事業の拡大

エネルギー分野における水素エネルギー事業の強化

環境分野における循環型社会への貢献

神戸製鋼は、これらの重点分野への投資を通じて、持続的な成長と社会貢献を目指しています。