両毛システムズ株式会社株価

両毛システムズ、堅調な業績で株価が上昇

東証プライム上場の両毛システムズ（6240）の株価が堅調に推移しています。2023年3月期第3四半期（2022年4～12月）の連結決算では、売上収益が前年同期比12.7％増の225億9400万円、営業利益が同20.0％増の22億3700万円、経常利益が同19.5％増の22億4000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.3％増の14億4300万円となりました。

好調な業績要因

好調な業績を支えている要因として、以下の点が挙げられます。

* 半導体製造装置関連事業の堅調な受注情報システム事業の安定的な収益コスト削減および効率化施策の効果

半導体製造装置関連事業では、半導体の需要拡大に伴い受注が堅調に推移しています。情報システム事業では、顧客基盤の拡大やクラウドサービスの拡販が寄与しています。また、コスト削減や効率化施策により、収益性の向上が図られています。

堅調な株価推移

堅調な業績を背景に、両毛システムズ株価は上昇トレンドを示しています。2023年3月14日時点では、年初来高値の2,480円を記録しています。

市場関係者からは、半導体業界の成長期待や安定した情報システム事業への評価が株価上昇を支えているとの見方が出ています。今後も業績が好調に推移すれば、両毛システムズ株価の上昇が継続する可能性があります。

投資判断

両毛システムズは、成長分野である半導体製造装置関連事業と安定した情報システム事業を有しています。堅調な業績と上昇トレンドの株価を考慮すると、投資対象として検討に値する銘柄と言えるでしょう。

今後の見通し

両毛システムズは、2023年3月期通期業績として、売上収益290億～300億円（前期比4.6～9.3％増）、営業利益28億～30億円（同5.0～10.5％増）、経常利益28億～30億円（同4.6～10.5％増）、親会社株主に帰属する当期純利益18億～20億円（同4.8～13.4％増）を予想しています。

同社は、半導体製造装置関連事業のさらなる受注拡大と情報システム事業の安定した成長を収益拡大のドライバーとして、今後も成長を目指しています。投資家としては、今後発表される決算や業績見通しに注目する必要があります。